1883年9月5日に全4楽章が完成した。
初演以来好評を博しており、彼の交響曲の中でも最も人気が高い曲のひとつである。
第2楽章のクライマックス部分を書いた頃、1883年2月13日にブルックナーが最も敬愛してきたリヒャルト・ワーグナーが死去した。
ブルックナーは“ワーグナーの死を予感しながら”第2楽章を書き進めてきたが、その悲しみの中でコーダが書き進められ、第184小節以下をワーグナーのための「葬送音楽」と呼んだ。
1884年12月30日、アルトゥル・ニキシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によりライプツィヒ歌劇場で初演された。
この曲の初演が大成功を見たことにより、ブルックナーは生きている間に交響曲作曲家としての本格的な名声を得ることができた。
その後、指揮者ヘルマン・レヴィの推薦より1885年12月、バイエルン国王ルートヴィヒ2世に献呈された。
楽器編成
フルート2
オーボエ2
クラリネット2
ファゴット2
ホルン4
トランペット3
トロンボーン3
ワグナーチューバ4)
チューバ
ティンパニ
シンバル
トライアングル
弦五部
(ただしハース版ではシンバル・トライアングルは使われない。)
